こんにちは。studioBOWLの村上です。
ぼくの後ろにあるのは、建築廃材の山です。
今回は古材の仕入れを確保するべく、とある産廃工場にお邪魔してきました。
街中を歩いていると、あちらこちらで家の解体現場を目にするかと思います。その末路がこの木材の瓦礫の山です。5~6メートルは山積みになっているかと思います。
なぜ今回こちらにお邪魔しているのかと言いますと、今まで個人づてのオーダーでちょこちょこと廃材を利用したテーブルの天板のオーダーメイドをいただいていたのですが、ありがたいことにご好評いただいていまして、
この度正式に、材料調達から受注可能な体制を整え、このテーブルのラインをリリースしようと思い立ったからです。
テーブル天板のデザインについて
寸法は希望サイズでオーダー製作いたします。
天板は全てサンディングした後、オイルで仕上げで、優しい手触り。メンテナンスが出来るので長くご愛用いただけます。
側面は檜材で囲い、裏面のネジ穴はリベットで塞ぎ込んでいます。サイドから見たフラットな印象をつくるため幕板は使わず、中央部に補強板を入れています。
裏面は一般的に下地材として用いられる無骨な合板を使い、研磨することで荒々しくもシンプルな印象に。
今回リリースするテーブル板は、建物の柱どうしをつなぐ材、”貫材”という比較的薄い材料をメインに再利用することで、通常重厚感のあるイメージの古材のテーブルを、天板厚約30ミリという薄く、フラットな印象でデザインしました。(補強板除く)
テーブルの製作工程について
テーブル製作は素材選びから始まります。
大量の種類の木材の瓦礫から希望とする材料を探します。
スタジオに持ち帰った後は、
当然ながら木材は全て、解体した時のまま、釘が刺さったままのバキバキの状態です。
これらから全て釘を抜き取り、割れた部分をカットし綺麗に整えます。板によってはそこら中釘だらけです。
色味や幅を見ながら、組み合わせるレイアウトをバランスをとりながら決めていきます。
その後、一枚一枚綺麗にささくれを落とし、磨いていきます。この表面にオイルを塗りこむことで、色が一段深くなり、板同士の色が馴染みます。これらを繋ぎ合わせ、一枚の天板に仕上げていきます。
素敵なライフスタイルの中心に. . .
ここで、以前テーブルをオーダーいただいたK様宅のみんなで囲む素敵な食卓風景を。
photo by yuichiro kage
こんなにも素敵に使っていただき、本当に作らせていただいた身としては嬉しい限りです。
ちなみに村上自身も食卓兼、デスクワーク用にこちらのテーブルを利用しております。デスクワーク用にも○です。食卓以外にも、オフィスのデスクなどにもいかがでしょうか??オプションで引き出しなどつけてもいいかもしれません。そのような変則オーダーもお受けできます。
気になるプライスは
気になるプライスですが、完全オーダーメイドのため、サイズ、数量、ご希望の要望、オプションなどの内容をお問い合わせいただいた後、見積もりを出し決定させていただきます。
参考までに、
ゆったり4人での使用が可能なサイズ、幅1400x奥行き700の天板で一枚¥60,000(+ tax)と配送料となります。
ショップのオーナー様のご一括のオーダーも大歓迎です。
お車でのお引き取りも歓迎です。引き取り場所は東京都品川区の大井町駅付近にある宝田スタジオとなります。
オーダー方法について
オーダーの方法は、現在ご覧いただいている
宝田スタジオのメールフォーム
からご連絡いただけますと幸いです。
村上自身と既にお知り合いの方、SNSなどでご存知の方は村上のフェィスブックページのメッセージからも受け付けています。お気軽にお問い合わせください。
様々なご要望にお答えいたします。
今回はご希望の多いテーブルの天板のご案内となりましたが、テーブルの脚も同時にオーダーしたいという方はその旨を記載しご連絡頂けますと幸いです。鉄製の脚、折りたたみの可能な木の脚、ソーホース風の脚などなど仕様や形、寸法などのご希望を聞きながらその都度オリジナルで製作いたします。
同時にテーブル用のベンチや、ワークデスクとして使用される方は、引き出しオプションオーダーなどもいいかもしれません。ご希望の方はそのようなご要望もお受けできますのでお気軽にお問い合わせください。
皆様のライフスタイルを彩る素敵なテーブルいかがでしょうか?
精一杯の気持ちを込めて製作いたします。
皆様のオーダーを心よりお待ちしております。
Posted by

村上 諒平
インテリアデザイン / 店舗什器制作 / 店舗施行
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2015.09.27